寿都町の歴史

寿都湾の豊かな資源の恩恵を受ける港町、寿都。寿都町は、この地の豊かさを物語るよう、遥か昔から人々が暮らしていた形跡が残っています。

寿都湾に注ぐ朱太川(しゅぶとがわ)周辺を中心に発見された縄文期の土器など古代からの人々の営みの跡やアイヌの人々の遺跡も発見されています。

比較的開拓の歴史の浅い北海道においては、寿都町の開基は江戸時代、1669(寛文9)年とされていますが、1600年代当初から和人が集落を形成し、ニシンやサケ、マス、アワビやナマコなどの海産物と、アイヌの人々が求める日用(刀、鍋、酒など)との交易の地である「商場」でした。1604年の記録に松前藩の商場として「オタスッ」「スッッ」「イソヤ」と寿都の地名が記されています。

現在もカクジュウ佐藤家、鰊御殿などの歴史的建造物が存在し、歴史と伝統に加え、豊かな水質資源、また強風を活用した風力発電の導入など、地質資源を活かしたまちづくりを進めています。

寿都の歴史がわかる本

「寿都五十話―ニシン・鉄道・鉱山そして人々の記憶寿都町」山本竜也(著)
寿都の歴史がわかる本。ニシン全盛の時代の話、鉄道があった、鉱山も劇場もあった、賑やかだった寿都の昔。そんな時代の50本の昔話を集めた超大作。日本自費出版文化賞において地域文化部門賞を受賞。
※この本は現在道の駅では取扱いしておりません。

寿都の歴史がわかるホームページ

「南後志をたずねて」へようこそ
寿都の歴史がわかる本「寿都五十話―ニシン・鉄道・鉱山そして人々の記憶寿都町」の著者 山本竜也さんのホームページです。北海道の南後志地方(寿都町・島牧村・黒松内町)に関する郷土史や観光情報が紹介されています。

寿都町の人口

※ 2015(平成27)年10月末現在

人口 3,203人
世帯数 1,758世帯
1,565人
1,638人

寿都町の沿革(資料:寿都町史)

1669(寛文9)年 和人が集落を形成し、商場所で交易が盛んに行われていたころを
寿都町の開基としています。
1688(元禄 元)年 神威岬から北への婦女子通行禁止令がしかれ、このため寿都地方に土着する者が増えてきました。
1850(嘉永3)年 佐藤伊三右衛門、ヲタスツ、イソヤの建網代を設ける。鰊建網(行成)発祥の地といわれる。
1852(嘉永5)年 佐藤定右衛門、ヲタスツ、イソヤの請負人となる。
1855(安政2)年 北方防備のため津軽藩の出張陣屋が置かれ、警備隊約150人の駐在兵を記録している。
1859(安政6)年 歌棄竜昌寺建立(町内最古の寺院)
1869(明治2)年 寿都郡、歌棄郡、磯谷郡など後志17郡設定される
1871(明治4)年 寿都に函館官立病院寿都出張病院ができる。(道立病院の前身)
1872(明治5)年 寿都郡、歌棄郡、磯谷郡に戸長を置く。函館支庁の所轄となる。
1874(明治7)年 寿都、歌棄、磯谷で郵便取扱所開始。8年郵便局と改称。
1877(明治10)年 函館警察署巡査出張所を中歌村に創設
1878(明治11)年 中歌小学校(現寿都小)創立、本町最初の公立小学校。
1879(明治12)年 寿都郡役所、歌棄郡役所、磯谷郡役所が設置される。
歌棄、磯谷小学校創立。寿都区裁判所設置。
巡査出張所が函館警察署寿都分署となる。
1880(明治13)年 寿都郡中町名改編。中歌、岩崎の2村を廃止し、大磯、新栄、岩崎、開進、渡島の5町を設け、矢追、六条両村を町名に改める。
1881(明治14)年 渓川小学校(樽岸小)創立。
1882(明治15)年 美谷、横澗小学校が分校として発足。
美谷小19年、横澗小17年に独立。
1883(明治16)年 湯別、政泊小学校創立。
1884(明治17)年 郡役所内に測候係を創設。(19年寿都測候所と改称)
1889(明治22)年 弁慶岬に寿都灯台ができる。
1896(明治29)年 寿都税務署を設ける。
1897(明治30)年 寿都支庁が置かれ、寿都、歌棄、磯谷、島牧の4郡を管轄。
1900(明治33)年 1級町村制施行によって、寿都町が誕生。
1902(明治35)年 磯谷村2級町村制を敷く。私立寿都実業女学校創立。
1906(明治39)年 歌棄村2級町村制を敷く。歌棄漁業協同組合設立。
1907(明治40)年 寿都、磯谷漁業協同組合設立。
美谷郵便局開局。
1908(明治41)年 私立寿都実業女学校が、町立寿都女子職業学校として発足。
寿都広尾鉱山創業。
1910(明治43)年 寿都支庁廃止、後志支庁の管轄となる。
1911(明治44)年 能津登隧道開通。
1913(大正2)年 幌別水力電気会社創立、4年から各家庭へ点燈開始。
1914(大正3)年 寿都町火災、272戸を焼失。
1919(大正8)年 寿都鉄道(株)創立、寿都~黒松内間起工。
1920(大正9)年 寿都~黒松内間に寿都鉄道が開通(10月)。
1921(大正10)年 寿都警察分署、警察署に昇格。
1923(大正12)年 樽岸村2級町村制を敷く。
1924(大正13)年 寿都町火災、131戸焼失
1926(大正15)年 寿都漁港第1期工事始まる。
1933(昭和8)年 政泊村が寿都町と合併。
1945(昭和20)年 東海丸、寿都湾で撃沈される。
1949(昭和24)年 寿都電報電話局、寿都郵便局から独立。
1950(昭和25)年 樽岸遺跡、道文化財の指定を受ける。
1955(昭和30)年 寿都町、樽岸村(中の川を除く)、歌棄村、磯谷村の1町3村が合併して新しい「寿都町」となる。(1月15日)
1956(昭和31)年 寿都町立高等学校が道立移管となる。
1961(昭和37)年 三菱寿都鉱山閉山。
1964(昭和39)年 中央バス、寿都~小樽間を運行。
1965(昭和40)年 寿都漁協、歌棄漁協と合併。寿都税務署、廃庁。
1968(昭和43)年 寿都漁協、磯谷漁協と合併。
寿都鉄道運休。中央バス、寿都~黒松内間を運行。
カクジュウ佐藤家、道有形文化財に指定。
1971(昭和46)年 後志支庁寿都税務出張所廃止。
1972(昭和47)年 寿都鉄道(株)廃業。日本専売公社寿都営業所廃止。
1973(昭和48)年 寿都町開基300周年記念祝賀行事を開催。
寿都町総合庁舎完成。寿都町ファミリー体育館新築
1974(昭和49)年 南後志衛生施設組合清掃センター完成。
岩内・寿都地方消防組合設立、寿都支署を置く。
1975(昭和50)年 第1回寿都湾弁慶まつりが行われる。
1976(昭和51)年 寿都保育園開園。
(昭和52)年 地籍調査事業始まる。
1978(昭和53)年 道立寿都高等学校改築。第2保育園開園。
1979(昭和54)年 寿都中学校完成。(寿都、樽岸、湯別、歌棄、磯谷中学校が統合)
道立寿都病院改築。寿都葬祭場完成。
1980(昭和55)年 漁民研修センター新築。湯別、樽岸小学校改築。
1984(昭和59)年 農林漁家高齢者センター完成。特別養護老人ホーム「寿都寿海荘」完成。
統計情報事務所寿都出張所閉庁。
1987(昭和62)年 弁慶銅像及び弁慶岬休憩所完成。
1989(平成 元)年 寿都町風力発電所落成。
1990(平成2)年 弁慶岬水洗トイレ完成。簡易水道浄水場完成。
寿都地方合同庁舎(測候所・法務局・検察庁)完成。
1991(平成3)年 湯別地区に温泉湧出。
潮路小学校開校。(樽岸、湯別、歌棄、美谷、横澗、磯谷小学校が統合)
1992(平成4)年 寿都町マスコットキャラクター「風太」誕生。
(平成5)年 寿都町民プール新築。北海道南西沖地震発生。
後志南部地区ヒラメ中間育成センター完成。
1994(平成6)年 磯谷診療所新築。可燃物処理施設完成。
1995(平成7)年 寿都町総合文化センター「ウィズコム」完成。
「寿都温泉ゆべつのゆ」開業。(12月)
南後志清掃センター粗大ごみ処理施設完成。
1996(平成8)年 ディサービスセンター、在宅介護支援センター開設。
移動通信用鉄塔施設完成。(携帯電話普及)
1997(平成9)年 農村活性化センター完成
1998(平成10)年 風太公園(農村公園、多目的スポーツ施設)完成
一般廃棄物最終処理施設完成
1999(平成11)年 湯別地区に風力発電機1機完成(4月)
寿都町防災行政無線開局
2000(平成12)年 寿都町町制施行100周年行事を開催。
2001(平成13)年 公共下水道事業供用開始
2002(平成14)年 寿都小学校改築
2003(平成15)年 磯谷・歌棄出張所廃止
浜中地区に風力発電機3機完成(11月)
2005(平成17)年 町立寿都診療所開設(4月1日)
2006(平成18)年 テニスコート完成
2007(平成19)年 寿都町観光交流センター「みなとまーれ寿都」完成(8月)
寿都町防災広場(場外離着陸場)完成
歌棄地区に風力発電機5機完成(10月)
2008(平成20)年 新寿都診療所完成(3月)
小樽開発建設部岩内道路事業所寿都事務所廃止
道の駅「みなとまーれ寿都」グランドオープン(4月26日)
新寿都診療所診療開始(4月1日)
2009(平成21)年 寿都町高速無線SKYNET V サービス開始(10月15日)
寿都中継局地上デジタル放送開局
2010(平成22)年 寿都町こどもふれあいセンター完成
2011(平成23)年 風太風力発電所増設(風車2基)
2012(平成24)年 地域密着型センター「ふれあ~寿」オープン
2014(平成26)年 寿都町産業会館完成(12月15日)
2015(平成27)年 寿都町総合体育館オープン(4月11日)
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